We Love Braves & Mini (1st G)

阪急ブレーブスとミニを愛する管理人が綴るブログ

観戦日記(5月20日)

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VS阪神戦(1軍)京セラドーム大阪/午後6時開始
結果 ◎(4-3)

近所の焼き鳥屋さんに
『待ってろ!タイガース!今年も優勝 バファローズ!!』とか
『驕るな!タイガース!! 虎の首は牛が落とす!!』など
落書きしていたボトルキープの焼酎がきっかけで、それを見たオリックス社員さんと懇意となり、交流戦開幕の関西ダービーの招待券を頂く。
もともと極度の虎アレルギーなんで、通常チケットより高額を払って品のない虎キチに囲まれて、遠慮して観戦するのはまっぴらということでOP戦・交流戦については球場観戦は避けてきましたが、この度ご招待を受け観戦してきました。
仕事も定時で切り上げ、JR大正駅についてのは試合開始の午後6時過ぎ。
駅周辺には既に相も変わらず傍若無人に闊歩する虎キチの輩。
“今季観戦する全ての試合が負けてもいいですから、とうぞこいつらに鉄槌を与えて下さい”と野球の神様にお祈りして球場入り。
しかし球場入りすると残酷な事実が目に入る。
既に1点差で負けています(T○T)
先発は近藤投手
テンポ良く投げて要所要所は抑えているのですが、5回表2アウト2塁の場面で新井選手の打球を名手村松選手がスライディングで取りに行ったレフトフライはキャッチ出来ず後逸。
更に金本選手のなんでもないセンターフライのワンバウンドした打球を下山選手がこれまた後逸。
これで点差は3点に開く。
タイガースの磐石な中盤以降の中継ぎ・抑え陣を考えるとこの点差は負けに等しい展開。
7回表 普通なら六甲おろしの大合唱の筈が、合間のCMが長過ぎて時間なくそのまま試合突入。でもCMの間に勝手に唄い始めておりご覧の通り1塁側でもタイガースのジェット風船が舞います。
その後のスタジアムアナウンスを聞いてずっこけました。
「ピッチャー近藤に替わりまして吉野」
ええええええええええええええっ いくら赤星・平野左打者が続くといってもこれは自殺行為に等しい采配。ここで敗戦処理投手を投入して追加点を取られるともう敗色は濃くなるというより負けです。
その吉野投三者凡退に抑えましたが、心臓に悪いのでこの継投策は止めて頂きたい。
その裏 ミラクルが起こる。
それまでベテラン下柳投手の老練なピッチングに完全に手玉に取られていたが、大引選手レフト前ヒット・下山選手ファーボールで得点圏にランナーを進めたところで岡田監督が球数から判断して下柳投手を降板をさせる。
替わった渡辺投手から選手会長のライト前ヒット!ここで阪神JFKのJを投入。これがバファローズにとってツキを呼ぶことになる。タフィー レフト前ヒット・濱中選手ファーボールで完全に試合のペースはこちらに傾きだす。
1点差まで虎を追い詰め2死満塁で一輝選手をそのまま打席に立たせた。
かなり迷う采配であったと思う。ベンチには右ならカブレラ・塩崎選手 左なら坂口・古木選手が温存されているなかで、切るカードは残していながら、敢えて一輝選手を打席に立たせたコリンズ監督に敬意を表したい。
そして何よりウイリアムス投手の球を振り抜いた一輝選手 グッとくるものがありました。
入団時からファームで彼を観ていましたが、2軍監督の替わった昨季のファームでの起用をみていると昨秋にひょっとすると、少なくともこの秋は自由契約かとも考えていました。
でも加藤英司前2軍監督が手塩にかけて育てた選手がようやくようやく花を咲かせた試合でした。
野球の神様が見捨てなかったのでしょう。
恐らく嶋村一輝という選手が野球人生のなかで絶対に忘れられない1試合になったと思います。
旨い酒が呑めます。
やはり野球というスポーツは面白いです。