We Love Braves & Mini (1st G)

阪急ブレーブスとミニを愛する管理人が綴るブログ

さらばサーパス!

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球春を前に穴吹工務店が業績不振を理由にファームチームスポンサー契約を下りた。
本社が岡山のお隣 香川県なので地元ニュースでも大々的に取り上げられた。
ニュースのメインは野球絡みでなく、穴吹工務店の人員整理が主なものだった。
岡山にもサーパスのマンションが数多くある。岡山に住む友達に聞くと岡山に分譲マンションが目立つようになったのはここ10年くらいのことらしい。
床暖房・浴室乾燥・アイランドキッチンなど戸建てならオプションになるものが、マンションなら標準装備だったり色々快適に暮らすにはマンションの方が利があるが、土地単価の安い地方の場合 資産価値を考えるとどうかなぁと思うし、人口の少ない岡山にこんなにマンションが必要か?と思うくらい乱立している。
どうみても供給過剰である。
少し脱線したが、サーパスには若干期待していたことがあった。
バファローズは営業戦略的に大阪にフランチャイズに軸足を置きつつあるが、“吉本・たこ焼き・タイガース”の大阪で独自色を出すのは至難の業である。
それどころかタイガースは、阪神なんば戦が延びることをいいことに京セラドームで主催ゲームをして、更にはオープン戦はスカイマークスタジアムで主催ゲームを行うという。
もはや阪神間に青と紅のチームカラーを塗るスペースはなく、虎キチの観客動員のおこぼれを期待する惨めな状態は当面は続きそうである。
ならばファームの本拠地を四国に移してアイランドリーグと交流戦を増やし、1軍の試合も数試合四国で主催して土壌を作るが当面の最善策だと思ったりもした。
同じ時期 身売りされたホークスが九州に根付き、昨年の復古ユニフォームでは大阪の旧南海ファンの心を揺り動かすなどマイナスには作用していない。
12球団のなかで今だにバファローズだけが地域名を冠せないのもホームタウン構想が画餅に終わっていることのなによりの現れでしょう。
在四国企業が寄って集ったとしてもコストとして掛かる50億円以上とも言われる球団維持費を支えるのは無理としても地域に根ざしたムーブメントを取り込めるかなと考えていただけに残念です。

写真は08年4月5日の三菱重工神戸戦後 サインに応じる由田選手