We Love Braves & Mini (1st G)

阪急ブレーブスとミニを愛する管理人が綴るブログ

岡山生活(2月21~22日)

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会社が入居しているビルの店子(たなこ)どおしの集まりでひょんなことから西大寺の会陽(えよう)に参加することとなる。
会陽というより一般的には“はだか祭り”という方が通りがよい。
日本三大奇祭のひとつで福をもたらすといわれる「宝木(しんぎ)」を褌姿の男子九千名(主催者発表)が奪い合う。
この「宝木」は一対 午前0時に本堂の御福窓から投下される。
それにあわせて午後8時には会場入り。
仮設テントのなかで世話役の人に褌を巻いてもらいます。
特に前立腺をキツメに締められるのでグィッと締められると“ウッ!”と熱い吐息が漏れます(笑)
褌の前垂は痔の鮮血でもなく(痔ではありません)「備前西大寺」「西大寺印」の有り難い朱印が押されたものです。
会陽で締めた褌を妊婦の腹帯に使うと安産になるといわれ、会陽褌と言われています。
(要らないと思いますがぼくのでよければ・・・)
宝木投下の本押しの前哨戦として地押しから参加。
“ワッショ ワッショ!”と門前町を隊列を組んで仁王門から入ります。
沿道から情け容赦なく冷水・塩を撒かれますが、それが体温で気化し湯気が体から上がります。
境内に入るとまず垢離取りとして水深60cmくらいの冷水に浸かります。
そのあと本堂→牛王所権現→四本柱を“ワッショ ワッショ!”と練り歩きます。それを繰り返すこと3回。
これだけで頭の先からつま先まで冷え切ります。
そして本番の宝木投下ですが、本堂の床がよく抜けないなぁというくらいの数の褌男が登ります。
当然この写真は自分で撮れませんからチーム鯛道さんのBlog(写真3枚目)と産経新聞(写真4枚目)から借用。
みんな手を挙げていますが、当然宝木を取るために手を挙げてると思うかもしれませんが、これは手を下げていないないと人と人の間に埋没してしまうのです。
とりあえず自分の意志で身動きの取れる状態ではないので流れに任せるしかありませんが、本堂の端に立っていると“こぼれ落ちる”ことに。
去年は死者が出ていますし、今回参加したグループからも かって人と人の間に埋没してしまい群集に踏まれてしまい脊髄損傷で半身不随になったのこと。
骨折・擦り傷くらいは当たり前で当日 西大寺周辺の病院も空きベットを用意し対応しているということです。
さすがに投下ともなると現場は殺気立ち 正直死を感じるくらいです。
一旦 手にした宝木も仁王門を出るまでその権利は確定せず、逆に門をくぐるまでに奪い取られれば権利失効です。
よくしたもので本堂下では、なんとか手にした宝木を奪おうとする集団が散見されます。
写真を見ると腕にテープをみんな巻いてますが、これは一旦 宝木を手にしてしますと一斉に周りの人間がそれを奪いにかかるので、同じ色のテープを巻いたなかまにパスをして撹乱させるいわばチームプレーです。
まったく肝心の宝木には触れられませんでしたが、なかまが「枝宝木」を取ることができました。
「枝宝木」とは宝木を削った際に出る切れ端であるが、なかなか取れない有り難いものです。
通常 争奪線のなかで帯と“牛玉 西大寺 宝印”と書かれた紙が、やぶれることなく、この状態で取れることはレアらしい。
自分のことのようにうれしくあやかり福を期待しパチリ。

【出動準備OK ~チーム鯛道さんのBlog】
URL: http://blogs.yahoo.co.jp/taido_hiro/10768691.html