伊豆・箱根漫遊記（その２）
さすが箱根屈指の旅館である。客の車は、ベンツ・ジャガー・ポルシェ・アウディ さながら高級外車の展示場ある。ミニで乗りつけるのも やや肩身が狭い。レセプトのおにいさん曰く ”ぼくも好きなんですよ！！“ ミニではなくミラ（ダイハツ）なら恐らく駐車場の隅に大きなベンツの影に見えないように停められるに違いない。
もともと強羅は三菱岩崎財閥が一帯を買い取って東京近郊の避暑地して開発し、財界のロビー活動の舞台にもなった。隣の「強羅環翠楼」は岩崎家の別邸を譲り受けたもので昭和天皇も宿泊したという格式を誇る。当「強羅花壇」も旧閑院宮家別邸が敷地内ある。煌びやかではないものの瀟洒な洋館は熱海起雲閣同様 当時としては贅を凝らしたものであることは想像できる。
少し話は脱線したが 一歩 強羅花壇に踏み入れると御香に匂いが立ち込め異空間に来たことを感じさせる。インテリアは和をモダンにアレンジした外国人が喜びそうなデザインを基調としている。実際 女将・仲居さんも英語が流暢な人が多いようである。この旅館に泊まりたくなった経緯は写真家 三好和義氏の“和の楽園”の写真集を見たことによる。三好氏を意識して写真を撮りましたがいかがでしょう？
この日の夕食を期待して朝食から何も食べてないだけにさすがにおなかが空いた。
待望の夕食は、「強羅花壇のゆうげ」として 次回 更新します。
【強羅花壇 公式HP】
URL：http://www.gorakadan.com/
見ているだけで癒されます。
【写真家 三好和義氏 公式HP】
URL：http://www011.upp.so-net.ne.jp/rakuen/
これまた見ているだけで癒されます。
