We Love Braves & Mini (1st G)

阪急ブレーブスとミニを愛する管理人が綴るブログ

06年シーズンを総括(投手編)

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仰木監督の遺志を継ぐNK砲の加入・大型新人 平野投手の加入・JP投手の退団もあったが天敵セラフィニ投手の入団と開幕までの話題は12球団でもトップの話題満載であった。
交流戦前までは借金なしで折り返したものの、交流戦が終われば借金10 シリーズ閉幕すれば借金29 今シーズンを総括する。

先発投手は川越・ディビー・平野(佳)投手の三本柱でローテーションを守れたことは、勝ち星云々関係なく一定の評価をしていい。ただ 平野(佳)投手が新人としては投球過多で、特に後半は新人王を取らせんがために間隔を詰めて登板したが、それに比例してノックアウトされるまでの回数も短くなり、明らかに球種を含めた投球パターンを読み切られている感がある。昨年の光原投手の例を出すまでもなく今オフしっかりオーバーフォールし来季に備えて欲しい。
谷間の先発を任されたのは吉井・中山・前川・オバミュラー・高木・セラフィニ投手である。
吉井投手は、三本柱に次いで先発ローテをほぼ守った功績は少なくないが来年 同様の活躍を期待するのは酷かもしれない。平野(佳)投手と同期ルーキーの中山投手であるが、来季 先発ローテに入ってくる最右翼であるが、調子が悪い時にいかに試合を潰さずにゲームメーク出来るかが課題になる。前川・オバミュラー・高木・セラフィニ投手については誰が見ても期待値を大きく下回っていることは確かで個々論評するに値しない。
中継ぎ・抑えであるが、今季低迷の元凶はここにあったとぼくは思う。
いわゆるスカタン采配 中村采配はセリーグ監督経験者と思えない拙さで頑なに僅差のゲームをひとつ覚えように菊池原→加藤→大久保投手のリレーを方程式のように拘り ようやく呪縛が解けたのは後半戦数試合を残すようになってからである。特に交流戦では投手が打者に立つ際に代打を送る場面は早い回に好投の三本柱の打順で惜しみなく代打を送り、その後を受けた中継ぎが打ち込まれ追いつかれ突き放されるという展開を何度見たことか。

規定投球回数136回以上/防御率順》
デイビー 24試合 10勝8敗0引分0セーブ 勝率556 投球回数165回 159被安打 77三振 防御率2.62
川越英隆 24試合 9勝9敗0引分0セーブ 勝率500 投球回数163回1/3 169被安打 74三振 防御率3.14
平野佳寿 26試合 7勝11敗0引分0セーブ 勝率389 投球回数172回1/3 182安打 105三振 防御率3.81

規定投球回数136回以下 20回以上/防御率順》
加藤大輔 61試合 1勝6敗0引分4セーブ 勝率143 投球回数61回 49安打 41三振 防御率3.10
菊地原毅 45試合 1勝3敗0引分2セーブ 勝率250 投球回数34回 31安打 30三振 防御率3.44
金子千尋 21試合 1勝1敗0引分0セーブ 勝率500 投球回数28回 20安打 22三振 防御率3.54
本柳和也 26試合 3勝2敗0引分0セーブ 勝率600 投球回数75回2/3 69安打 47三振 防御率3.69
ユウキ  34試合 5勝2敗2引分1セーブ 勝率714 投球回数53回1/3 47安打 44三振 防御率3.71
吉井理人 19試合 7勝9敗0引分0セーブ 勝率438 投球回数101回2/3 109安打 33三振 防御率3.81
山本省吾 35試合 0勝0敗0引分2セーブ 勝率000 投球回数29回1/3 36安打 18三振 防御率3.99
中山慎也 11試合 2勝3敗0引分0セーブ 勝率400 投球回数43回1/3 44安打 29三振 防御率4.36
前川勝彦 24試合 1勝7敗0引分0セーブ 勝率125 投球回数59回2/3 68安打 46三振 防御率4.37
大久保勝信 36試合 0勝3敗0引分15セーブ 勝率000 投球回数34回2/3 42安打 35三振 防御率4.67
萩原淳 33試合 3勝4敗1引分0セーブ 勝率429 投球回数49回 48安打 31三振 防御率5.14
オバミュラー 14試合 1勝6敗0引分0セーブ 勝率143 投球回数42回1/3 46安打 27三振 防御率5.32
セラフィニ 7試合 0勝4敗0引分0セーブ 勝率000 投球回数21回2/3 34安打 11三振 防御率9.97


写真は8月19日 楽天戦のセラフィニ投手