嗚呼 くいだおれ

ミナミいや大阪のシンボルくいだおれ太郎の浄瑠璃人形が国立文楽劇場に寄贈されるということで、文楽人形遣いの桐竹勘十郎氏の仕手で今年還暦を迎えるくいだおれ人形の前で舞う。
たまたま大阪城ホールでのコンサート前に腹こしらえのため ぶらぶらしていると遭遇する。
ファミレスという業態が生まれるはるか前に先駆けた創業者の先見性は特筆するものがある。
ただ 現在の関西在住の多くの人がそうなように、くいだおれ太郎を知っていても実際あそこで食事をしたことがあるという人は周りにいない。
阪神優勝の際などは暴徒と化した虎キチにくいだおれ太郎が道頓堀に放り込まれるのではとか、折々話題は振りまくものの業績とはリンクせず閉店に至るのである。
先代が残した偉大なコンテンツを活かし切れなかった老舗（といってもうちの会社より新しいのですが）の悲劇である。
さてお目当てはNGK南側にある讃岐うどん屋さんです。

『釜たけうどん』
住所：大阪市中央区難波千日前4-20 せんだビル　１Ｆ
TEL：06-6645-1330
生醤油うどん：￥640．－（追加で半熟卵の天ぷら￥110．－）

ご主人木田さんのBlog：http://kamatakeudon.blog.drecom.jp/

やはり讃岐うどんの実力は生醤油が一番分かります。
でも半熟卵の天ぷらは外せません。だって天ぷらなのに半熟ですよ トロ～リと黄身が美味しそうです。
麺は単純なコシの強さでなく、モチモチ感を残しつつのコシの強さが好感がもてます。
大盛りにしなくても結構なボリュームです。
ミナミの営業に行く際はまた寄らせてもらいます。