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08年シーズンを総括(投手編)

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コリンズ監督の辞任など、一時はどうなるか既に閉幕した感もあったが、よくぞここまで建て直しプレーオフまで持ち込めたことは未だに狐にツママれた感触が残る。
そんなシーズンをまず投手陣から総括する。

規定投球回数144回以上/防御率順》
小松聖 36試合 15勝3敗0セーブ 投球回数172回1/3 134被安打 151三振 防御率2.51
山本省吾 30試合 10勝6敗0セーブ 投球回数154回2/3 166被安打 90三振 防御率3.38
近藤一樹 25試合 10勝7敗0セーブ 投球回数149回 140被安打 89三振 防御率3.44
金子千尋 29試合 10勝9敗0セーブ 投球回数165回 185被安打 126三振 防御率3.98

規定投球回数144回以下 20回以上/防御率順》
岸田護 12試合 4勝1敗0セーブ 投球回数67回1/3 70被安打 58三振 防御率2.94
菊地原毅 55試合 0勝3敗0セーブ 投球回数42回1/3 43被安打 27三振 防御率2.98
香月良太 32試合 4勝0敗0セーブ 投球回数46回1/3 43被安打 20三振 防御率3.11
加藤大輔 63試合 2勝5敗33セーブ 投球回数63回 60被安打 65三振 防御率3.29
山口和男 34試合 4勝3敗0セーブ 投球回数43回1/3 43被安打 44三振 防御率3.53
吉野誠 43試合 1勝3敗0セーブ 投球回数32回 29被安打 27三振 防御率3.66
川越英隆 51試合 2勝3敗0セーブ 投球回数74回1/3 80被安打 52三振 防御率4.00
本柳和也 58試合 2勝7敗0セーブ 投球回数70回2/3 70被安打 55三振 防御率4.20
清水章夫 34試合 4勝1敗1セーブ 投球回数24回 29被安打 14三振 防御率4.88
オルティズ 17試合 4勝7敗0セーブ 投球回数82回 102被安打 32三振 防御率5.82
中山慎也 10試合 2勝3敗0セーブ 投球回数44回2/3 50被安打 33三振 防御率6.45

昨季 07年シリーズを総括した際 投手王国として花が開く胎動を感じたと書いたが、まさにそのようになった今シーズンであった。
ただ“10勝カルテット”と称される先発陣のメンツは、当初の予想とは少し違った。
平野・ディビー・岸田・金子・川越投手のローテを軸にそれに左腕中山投手を挟み、近藤・鴨志田投手あたりの伸びシロに期待したが、まず平野・ディビー・岸田投手の怪我による長期戦線離脱。
この痛手は大きかったが、この間隙を突き 中継ぎ陣から頭角を出したのが小松・山本投手であった。
当然 中継ぎを先発に廻すと中継ぎが薄くなる、それを補ったのが新加入の清水・吉野投手であった。
はっきり言うと昨年の萩原・歌藤⇔木元・清水のトレードで、清水投手に期待したファンは 申し訳ないが少なかったが、見事 清川再生工場で甦った選手である。
そして何と言っても中継ぎ陣を支えたのは川越・本柳両ベテラン投手である。当然 当人として胸に期するのは先発への復帰であるが、それを封印してチームのために寡黙に仕事をこなす姿はなかなかかっこいいなぁとも思いました。
抑えは菊池原→加藤の必勝リレーであるが、やはりもう一枚欲しくなるところである。
守護神加藤投手で同点に追いつかれた場合にもうひと踏ん張りして粘り、反撃を待つ展開や終盤同点のまま もつれて守護神投入が躊躇われる時の駒が欲しいところで今季出番のなかった高木投手がいてくれればと何度か思ったりした。
まぁいずれにしても世間一般の認知度というのはまだまだ低いが、投手陣についてはかなり地力が付いてきて投手力については安泰というレベルまで来ていると確信した今シーズンでした。
怪我による戦線離脱がなければ来季えらいことになるのではと今から来春が楽しみである。

【06年シーズンを総括 投手編~当Blog】
URL: http://blogs.yahoo.co.jp/mrbluewave/40896646.html

【07年シーズンを総括 投手編~当Blog】
URL: http://blogs.yahoo.co.jp/mrbluewave/50916181.html


写真は5月31日 対ヤクルト戦(後の清川コーチのポーズなんとかなりませんか)