We Love Braves & Mini (1st G)

阪急ブレーブスとミニを愛する管理人が綴るブログ

『THE SONGWRITERS』観ました!

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佐野元春がホストを務めゲストを招いて、音楽についてトークする番組がNHKであった。
その第一回目のゲストが神であった。
鎌倉でHDDに落としたのを観ました。

30年近く神の歌を聞いているが、メロディーが先にできて歌詞が後というのはこの番組で知った。
メロディーは意外とすんなりいくようだが、そのメロディーに歌詞を埋めていくのに随分試行錯誤しているという。
神の歌の詩というのは極めて曖昧模糊である。
詩の常套句である“きっと”・“そのとき”・“かならず”・“どこかで”・“いつか”・“また”・“時を超えて”
時間軸でいうと限定しているようでしていない。
だから聞き手に空想の余地をもたせて、その行間を聞き手に埋めさせる。
前にも書いたが、さだまさしは好きでない。ついでに言うなら槇原敬之・ドリカムも
基本的に歌詞のディテールが細かい人というのは、正直好きでない(洋楽は別)
スーパーマーケットやパチンコ屋など街角で流れているのは構わない。
だた主体的に100回200回と聞けるかといえば、余りにイメージが矮小化して広がりがない。
♪あの日 あの時 あの場所で君に会えなかったら♪
その後の歌詞も5W1Hには触れているが、なんの具体性もない。
だから聞き手の思い入れを乗せることが出来るのである。
あえて焦点の合わせない歌詞にあのメロディー
これに30年 ぼくの勝手な思いを照らし合わせ続けているんですよと きっと


佐野元春のザ・ソングライターズ
URL:http://www.nhk.or.jp/songs/song-w/