We Love Braves & Mini (1st G)

阪急ブレーブスとミニを愛する管理人が綴るブログ

男4人秋物語(その2)

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木之本をあとに賤ヶ岳をめざします。

【賤ヶ岳古戦場】
いわずと知れた古戦場
このあと北庄に籠もる柴田勝家を倒して天下取りへむけて一気に駆け上がる。
俗に言われる賤ヶ岳古七本槍というは逸話的な要素が強く、この勝ち戦を天下に知らしめるのに用いるとともに古参譜代の臣下をもたない秀吉がその功名を大袈裟にして家臣の心をつかもうとする意図が見える。
その功名を広く知られた七本槍であるが大名家格として維新を迎えられたのは脇坂家のみであるから、いかに七本槍という豊家の名誉号で徳川政権を泳ぐのが難しかったかというのを物語る。
大和小泉片桐家は且元の弟貞隆を祖としている)
余呉湖を望める山頂へはロープウェーでいくが往復760円とちょっと割高であるが、登山道を登り降りするのは億劫なことを考えれば妥当な値段でしょう。
この山を駆け降り・駆け上り戦をしたわけだから昔の日本人は健脚だったのでしょう。

賤ヶ岳をあとに今晩泊まる敦賀に入ります。

金ヶ崎城址】
越前朝倉氏に進攻中 織田・徳川両軍が近江浅井家の裏切りにあい金ヶ崎崩れともいわれる撤退戦があったところです。
金ヶ崎の退き口は“かねがさきののきくち”は、知らずに“かねがさきのしりぞきぐち”と読んでおりました。
有名な逸話として信長の妹お市の方が両端を紐で結んだ小豆袋を兄信長に送り、嫁ぎ先浅井家の裏切りを知らせたということである。
が しかし両端を紐で結んだ小豆袋が近江・越前から挟み撃ちにあうという謎掛けは、なんとなく飛躍があるような気がする。
両端を紐で結んだ小豆袋でピンとこないのはぼくの感性の鈍さかな。
城址に隣接する金ヶ崎宮は、苛烈な朝倉軍の攻撃を受けつつ退却し通せたことにかけて難関突破と境内の桜を掛けて恋愛成就のご利益があるという。
これもちょっと飛躍があるなぁ。