We Love Braves & Mini (1st G)

阪急ブレーブスとミニを愛する管理人が綴るブログ

男4人秋物語(その3)

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今回 映画“火天の城”を観て 更に加藤廣著“秀吉の枷”を読むなど充分予習して意気込んで参りました。

安土城
昨今の戦国ブームに便乗してかしないでか以前来た時より数段整備されています。
まぁこれだけの一級史跡が今まで整備もされず観光資源を放置してきたことが逆に不思議なくらいでしたから
城址から少し離れたところにある信長の館には復元天守があります(写真1枚目)
火天の城”の原作者山本兼一の色紙も飾られていました(写真3枚目)
史料によると気の短い信長が築城を急ぐ余り石の調達が間に合わないでの京洛の神社仏閣から石仏や墓石を徴用したという。
それを物語るように天守に向かう階段のあちこちに石仏が埋まっています。
足に踏まれるところに敢えて石仏を埋め、登城してきた人間に踏ませていく 
信長流の旧秩序の否定・破壊でしょう。
その揺り戻しで安国寺恵瓊の言葉を借りると“高ころびに、あおのけに転ばれ候ずる”こととなる。
しかし揺り戻しといっても歴史は、その反動で中世には戻らず近世に歩を進めるである。
その役割を負うためだけに信長は室町後期に生れ落ち、役割を終わると“高ころびに、あおのけに転んだ”のであろう。