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厄歳男7人秋物語(その3)

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ラーメンを食べたあとは秋物語の締めは徳島城
天守閣はなく敷地内に表御殿庭園がある。

徳島城
豊臣政権末期 蜂須賀氏が入封し幕末まで治める。
信長に仕えていた時代からの数少ない秀吉恩顧の古参大名で前野・神子田氏などが徳川政権期を迎えるまでもなく没落していったなか、時流を見抜く洞察力があったのであろう。
太閤秀吉の立志伝“太閤記”の矢作川のくだりは余りに有名で、明治になってその末裔が宮中に参内して応接室で待たされたとき、ふと卓上にあった紙巻タバコを一本失敬したところ、やってきた明治天皇がそれに気き、「蜂須賀、先祖は争えんのう」とその末裔に声を掛けたとのこと。
藩祖蜂須賀小六が野伏あがりであったというその有名なフィクションを揶揄した逸話が残っている。
写真1枚目:敷地内に立つ蜂須賀家政
写真2枚目:表御殿庭園の灯篭の中から枯山水をのぞむ
写真3枚目:明治時期 取り壊された櫓の上の鯱鉾は民間に払いさげられたが、現在は里帰り